私はローチョコレートと同じくらい、いやそれ以上に情熱を持って研究しているものがある。。。
それはヴィーガンチーズ!
私のそのオタクぶりは知ってる人は知ってるけど、分量を変えたり、方法を変えたりなどして朝から晩までキッチンにいることも多々。
今年にはぜひ販売したい!と思っているので少しご紹介します。
なぜヴィーガンチーズにこだわるのか、それは私がただのチーズ好きなのが一つ目の理由。
私の母はできるだけ無農薬の野菜を選んでくれたり、肉も信頼できる品質のものなど、また玄米や十穀米なども食べた記憶がありますが、小さい時からチーズフォンデュやサモサなど、和食以外が食卓に並ぶことが多かったです。いつも一緒に料理をした思い出があります。
スーパーで売っているようなただの普通のカマンベールには興味が全くありませんでした。もっと匂いがキツイ強い(言うなれば臭いくらい!)チーズが好きでした。
フランスに住んでいた時には、小さい製造者で作られたようなヴューコンテ(コンテチーズの熟成させてあるもの。2年とか)やトム・ド・サヴォアやシェーブルなど、田舎に行ってはファーマーズマーケットで買っていました。
でも不思議なのが、住んでいた頃もう10年以上前だけどその頃は毎日チーズを食べていて、どこかで
“うちは癌の家系だから特に乳がんの検査を私はきちんとしなくてはいけない”とどこかで思っていました。
その頃はナチュラルハイジーンや、乳製品がどのような影響を及ぼすかとかも勉強していなかったのですが、頭のどこかに無意識にこんなことを考えていました。自分でも本当に不思議です。
どこかで食生活が及ぼす病気のリスクなどを読んでいたのかもしれません。
(これらのチーズは一番最近に作ったワインにも合う、ヴィーガンチーズたち〜!)
そして二つ目の理由は、乳癌で友人を数人無くしているから。
知らない人も多いのですが、乳癌を発症したら乳製品は食べれません。乳製品に含まれているホルモン剤が影響するからです。
人間に置き換えてみるとわかりますが、女性だからってお乳が出るわけじゃありません。妊娠して子供を産んだ時しか出ないです。
同じで牛もメス牛だからいつでも出るわけでなく、牛乳をとるために”妊娠して子供を産んだ状況”に人工的にする=ホルモン剤の投与です。
私は乳癌を発症した友人がいて、いつも彼女たちがお菓子を食べたいけど乳製品が入っていて食べれないのを見て来ました。
そしてチーズももちろん食べれません。
(3年前に作ったチーズたち。これはディハドレーターに入れて乾燥させたタイプ。
味はよかったんだけどテクスチャーをもっと改良したかった。)
病気やアレルギーで乳製品を食べれない人にもチーズやスィーツを楽しんでもらいたい・・
ヴィーガンだから美味しさを我慢するんじゃなくて、本当はシンプルな材料だからこそ美味しくなると思います。
こってりしたクリームなどが入っていると胃にもたれるような感じがしますが、ヴィーガンのものはそれがないですよね。白砂糖を食べた後のしつこい甘さも残ったりしません。
同じでヴィーガンチーズは食べてもコクはあっても重たくないです。
ヴィーガンチーズはローフードを学んだ頃から色々と試して来ました。
初めは混ぜるだけのチーズディップ。
そして発酵させたチーズ。
今は発酵させて、追熟させています。
風味もテクスチャーもかなり満足するものになりました!
風味、コク、とても乳製品が入ってないとは思えませんよ!う〜〜〜〜ん!
(1年半前ほどに作ったチーズたち。これはディハドレーターに入れて乾燥させたタイプ。)
最近だと12月1月にいたNYでもヴィーガンチーズのリサーチと研究して来ましたよ。
トップのこちらの写真は購入したチーズの一部。
これらはヴィーガンチーズのみを扱うチーズショップで購入しました!
NYの話はまた次で。
私のフルーツカッティングの先生である北条きよみさんの5/25(金)に開催されるヴィーガンイベントに私のチーズをお出しします!
せっせとチーズたち、追熟中!!
きよみ先生の芸術的に綺麗なフルーツをまず最初にいただいて、フレッシュな酵素を取り入れてから、ヴィーガンピザ、ナチョスなどのジャンクっぽいけどジャンクじゃない!笑
ヴィーガン(だから食後の重たさが違う!)の料理たちをお酒と楽しもうっていう、
大人ヘルシーなイベント!!!
4・5種類お出しする予定で熟成させております。
イベントの詳細・お申し込みはこちらのリンクから
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